元々は本物の人間に憑依して、怪しまれないうちに人の魂を喰らうつもりだった。しかし、彼女が憑依したのはハロウィンの時期。周りの人たちからはただの仮装と勘違いされ、「お前タちの魂ヲ食ベるのサァ!」と言っても演技だと思われてしまう。さらに、どんどんお菓子を渡されて彼女自身が戸惑ってしまう羽目に。だが、勘違いとはいえ自分を受け入れてくれた人の気持ちに触れたことで、魂を喰らおうという気持ちは徐々に薄れていく。
…が、この一件でアトリのことを気に入ったのか、その後もたまーに憑依しているらしい。
「キャーッハッハッハッ!」
「驚イたかしラぁ~?アなたの体を乗っトッてあげたノよぉ♪」
「ねェ、どウしたノ?アとリだよ?ねェネぇ!!」
「もっと……モット……!アソビたい……!!」